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引越し料金の内訳

引越し料金の決定要因となる4ポイントを調査!料金にどれほど影響が出るのか、それぞれ詳しく解説しています。引越しを安く済ませたい人は、ぜひ参考にしてください。

引越し料金は、4つのポイントに注目!

引越し業者への依頼を検討しているという場合、一番気になるのはやはり「我が家の引越しには、果たしてどのくらいの費用が必要なのか?」という点ではないでしょうか。

一般的には、単身であれば35,000円、夫婦・カップルであれば60,000円、3人家族なら75,000円程度が、引越し料金の相場と言われています。

しかし、これらは一例であり、引越しの料金は「依頼する時期」「移動する距離」「運んでもらう荷物の量」「オプション利用の有無」によって、左右されることがほとんどです。費用をおさえたいのであれば、まずこの4点を確認していきましょう。

その1:依頼する時期

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引越し業界にも、依頼が集中する繁忙期があります。旅館やホテルと同じように、依頼が多い時期は、それだけ料金が割高に。なるべく費用を安く済ませるには、まず引越し時期を考えることが大切です。 人数や荷物の量にもよりますが、繁忙期の料金は通常期より20,000~30,000円は高くなります。一般的には、荷物の量が増えるたびに、料金の差も広がっていくので、荷物が多い人はとくに、依頼時期に注意してください。

料金が割高になるのは2月~4月

引越し業者への依頼で、料金が割高となるのは2月から4月にかけての時期です。業者によっては、1月を含んでいる場合もあります。

この要因は、4月が新しい年度の始まりであること。年度の切り替え時期なので、会社の人事異動による転勤者や、地方から上京してくる新入社員、同じく地方から上京してくる大学生や専門学校生などから、引越しへのニーズが一気に高まり、引越し業界全体が一大繁忙期に突入します。

なぜ繁忙期は料金が高い?

「需要が高くなれば、売り上げがあがるから、安くしてもいいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、引越し業界では、作業量が多い分コストがかかり、料金を上げなければ、利益がうまれなくなってしまうのです。

そもそも引越しという作業は、機械やコンピューターなどで自動化できる部分はごく僅か。運転手と作業員、トラックとその燃料がない限り、サービスを提供するのは不可能です。

昨今は、厳しい経済状況ゆえに、どの運送会社も余分な人員や車両を常時抱えておくのは厳しく、通常期は、自社の仕事量に見合った、最低限の人員や車両で作業を行なっている業者がほとんど。繁忙期になり、依頼が多くなると、当然いつもの人数では、その仕事量をまかなうことはできなくなります。

そこで、業者は一時的に、アルバイトを募集して人員を増やし、足りない分の車両をリースやレンタルで補っているのです。そうした人件費や車両に関わる費用などが、繁忙期の引越し代金として、通常期の料金に上乗せされていきます。

引越しにおすすめの時期は5月~1月

引越し費用を安くおさえたいのであれば、2月から4月の繁忙期は、できる限り避けるのが、ひとつの鉄則です。どうしてもこの時期を避けられないという場合を除き、引越しは5月から1月の間に行なうよう心掛けておきましょう

なお、通常期と繁忙期で料金がどれくらい変わってくるのかについては「繁忙期の料金について」のページで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

その2:移動する距離

トラックの画像

引越しと一口に言っても、同じ市区町村内で引越しを行なうのと、大阪から東京に引越してくるのでは、その費用に大きな差がうまれます。やはり、距離が長くなればなるほど、それに比例して料金も高額になっていくのが一般的。

では、実際に引越し業者は、どのような尺度で距離別の料金を定めているのでしょうか?

ガイドラインに則った料金形態

大きな基準となっているのが、国土交通省が定める「標準引越運送約款(うんそうやっかん)」というものです。平たく言えば引越し事業者に対するガイドラインで、運賃に関してもその方針が定められています。

それによれば、引越し業者の料金は、100km(軽貨物業者の場合は30km)をひとつの単位としており、それを超えるごとに追加料金を請求してよい決まりになっています。つまり、軽トラックを使用する引越しでは30km以内か否か、普通トラックを使用する場合は100kmを超えるかどうかで、料金が変わるということ。

なお、この移動距離に加え、後述する荷物の量で決まる料金を「基礎運賃」と呼んでいます。

ちなみに、作業に当たる人員分の人件費や、ダンボールなどの梱包資材の費用、燃料代や高速道路を使用した場合の料金などをひっくるめたものは「実費」。エアコンの着脱や不用品の処分依頼などを「オプション費用」と言います。これらを合算したものが、引越し料金の総額です。

その3:運んでもらう荷物の量

ダンボールを持つ女性の画像

引越し料金は、運搬を依頼する荷物によっても、費用が異なります。量が増えれば増えるほど、料金も比例して増えていくことに。郵便でハガキ1枚と5kgの小包を送るとき、送料はどちらが高いか、という理屈と同じですね。

平均的な荷物量とは

引越しの料金を調べていくと、単身者、夫婦、家族、など構成別に、相場が記載されていることが多いと思います。しかし、それぞれどのくらいの荷物量で計算されているのかは、記載されていないことがほとんど。夫婦といっても、家族によって荷物の量は変わってきます。 想定されている荷物の量がわからないと、自分に当てはめて考えることができませんよね。

参考までに、単身、夫婦・カップル、4人家族における、荷物量の標準例を紹介します。あくまで一例ですが、平均的な荷物量とはどれくらいなのかを判断する目安としてお役立てください。

単身者(荷物少なめ)
サイドボード×1 40インチ未満テレビ×1 2ドア冷蔵庫×1 電子レンジ×1 洗濯機×1 衣装ケース×3 布団×1 ダンボール×10
単身者(荷物多め)
サイドボード×1 ベッド×1 本棚×1 カラーボックス×2 コンポ&スピーカーセット×1 40インチ未満テレビ×1 2ドア冷蔵庫×1 電子レンジ×1 洗濯機×1 衣装ケース×5 布団×1 ダンボール×15
夫婦・カップル
サイドボード×1 ソファー×1 テーブル×2 椅子×4 食器棚×1 40インチ未満テレビ×1 3ドア冷蔵庫×1 電子レンジ×1 洗濯機×1 衣装ケース×6 布団×2 ダンボール×20
4人家族
サイドボード×1 ソファー×1 テーブル×2 椅子×4 食器棚×1 タンス×1 40インチ未満テレビ×1 40インチ以上テレビ×1 3ドア冷蔵庫×1 電子レンジ×1 洗濯機×1 衣装ケース×10 布団×4 ダンボール×50

費用をおさえたいのであれば、荷物量も少なめに

引越し費用をなるべくおさえたいのであれば、荷物量をできる限り減らすのが有効です。

物置や押入れ、クローゼットなどにしまいっぱなしになっているものや、着なくなってしまった衣類などはありませんか?思い切って処分してしまえば、部屋もスッキリするうえ、引越し費用を安くすることができます。さらに、リサイクルショップを利用すれば、臨時収入を得られることも。

また、引越しの荷物の中で、とくにかさばるのが、冷蔵庫や洗濯機などです。こちらも、ある程度年数が経過しているなら、思い切って処分し、新居用に買い換えるほうが、良いかもしれません。

処分の仕方に関しては「不用品の処分」のページで、詳しく述べていますので、あわせてご覧ください。

引越し業者側としても、荷物が少ないのはコスト削減につながります。4トントラックが2トントラックで済んだり、混載便といって、複数の依頼者の荷物を一台で運んだりすることができるのです。 この部分は、引越し料金に大きく影響する部分なので、考慮しておきましょう。

その4:オプション利用の有無

エアコンの画像

引越しの際、荷物を運んでもらうだけではなく、家電の設置や不用品の回収、梱包作業などを業者に依頼できるのがオプションです。

依頼できる内容や、追加料金の有無は企業によってそれぞれ。ここでは、主要なオプションについて、一般的な料金や安くおさえるためのポイントをご紹介します。

エアコンの着脱作業

引越し料金のオプションとして筆頭に挙げられるのが、エアコンの着脱作業です。これは使用していたエアコンが元からの備え付けだったのか、居住の際に自ら取り付けたのかによって、必要の有無が変わってきます。

引越し業者にオプションとして依頼するのもありですが、個別に電気工事業者などに依頼した方が安いというケースもあるので、しっかりと判断しておきましょう。

また、新しいエアコンを買うため、古い物が不要になった場合、引越し業者によっては、引き取りを行ってくれることがあります。しかし、これも専門業者に依頼したほうが安くなる場合があるので、どちらがお得なのかをよく見極めてください。

大型の荷物搬送

ピアノや大型金庫などの重量物の運送は、引越し業者にもよりますが、オプション扱いとなるケースがほとんどです。また、それらの搬出にクレーンなどの重機が必要になった場合は、当然その費用も加算されることになります。引越しの荷物の中に、大型の荷物が含まれている人は、この点をキチンと踏まえておきましょう。

荷造り・梱包サービス

一部例外もありますが、たいていの引越し業者では、荷物の荷造り・梱包までをすべて任せるプランと、荷造り・梱包は依頼者が自分で行い搬出・運搬のみを依頼するプランがあります。この際、荷造りまで任せると、その分、オプション料金が加算されるのがほとんど。業者にもよりますが、30,000円ほど高くなる場合もあります。

お仕事や家庭の事情などもあるかもしれませんが、可能であるならば、荷物の梱包はご自身で行なう方が、費用は安くなります。なお、この点については「荷造り」のページでも、詳しく紹介しているので、ぜひご参照ください。

家電や電子機器の配線サービス

パソコンの設置や、テレビの取り付け、オーディオデッキの配線などを行なってくれる業者もあります。知識がない人や、忙しい人には便利なサービスですが、だいたい5,000~10,000円かかります。 引越し費用がかさむ原因にもなるので、なるべく自分でするほうがお得です。家電業者にはサポートサービスが用意されていることが多いので、そちらに相談してみるのも良いかもしれません。

気を付けたい!トラブルについて

安さを謳った広告に注意

引越し費用をなるべくおさえたい、という気持ちは、誰もがもっているもの。しかし、安さだけに惹かれて業者を選んでしまうと、トラブルにつながることがあるのです。実際、中には公式サイトでは「5,000円~」と、相場よりも大幅に安価な料金を提示しているにもかかわらず、依頼したらそれよりも高い料金を提示する企業も。

引越し業界は価格競争が激しいので、なんとか自分たちの業者に依頼して欲しい、と非現実的な価格で一時的に目を惹こうとしているのでしょう。

悪徳業者の対応に気を付けて

異常に安価な料金を提示してくるような業者は、依頼者からクレームを受けると「考えてもみてください、そんな料金でやったら、人件費や燃料代も回収できませんよ」と説明し、半ば無理やりに契約させようとしてくるのが、一般的なやり口です。

大半のケースでは、そこで交渉決裂になるのですが、気の弱い人だと、断り切れず契約させられてしまうことも少なくありません。契約をとれるケースがあるので、なかなかこのような業者がなくならない現状があります。

このような悪徳業者につかまらないためには、価格のみならず、サービス内容や口コミ評判をしっかりチェックして、しっかりした業者を見極めるようにしましょう。

電話で見積もりしてみた
東京の引越しが安い業者
3選

条件
予算10万円
段ボール50~60個+家具など
距離:約55~60km
ガッツムービングサービス
見積金額
約65,000円
「10万円もかかりませんよ!」と心強い対応が印象に残ったガッツムービングサービスさん。不用品も無料で引き取ってくれる優良業者です。
スタームービング
見積金額
約70,000円
ギリギリまで予算に合わせてくれたスタームービングさん。1月下旬の休日は少し値上がりとのことでしたが、提示料金は非常にリーズナブルでした。
アリさんマークの引越社
見積金額
約80,000円
TVCMでもおなじみ、大手引越し業者であるアリさんマークの引越社さん。インターネット割引などコミコミの価格ですが、対応は感じが良かったと感じました。